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「レヴィ・ストロース 夜と音楽」

Claude Levi-Strauss, noite e musica
「レヴィ・ストロース 夜と音楽」
今福龍太

レヴィ=ストロース 夜と音楽

レヴィ・ストロース、現代思想で名前を覚えたけど、著作は全く読んだことがなかったのですが。
素敵なタイトルに惹かれて思わず手にとりました。
「夜」も「音楽」も、大好きなキーワード。

そう、それが正解。中身も大好きで、すみずみまで読書欲が満たされた気持ちになる。

みすず書房HP→http://www.msz.co.jp/book/detail/07599.html


◇◇◇
知的な水先案内人が、
静かに、
でも熱を込めて
"神話を生きた"人類学者のあまりにも壮大な人生を、
その深遠な思想の一端を教えてくれます。

"私は二重の不具に冒されているのだー私の見るものすべては私を傷つけ、私は自分が充分に見ていないといって絶えず自分を責める"
 作中引用、レヴィ・ストロース「火あぶりにされたサンタクロース」



黄昏を愛したこと。

野生動物を手なずけたこと。


また、筆者の多様な引用を元に、思想する人々が結びついていきます。

"人間に対する敬意!人間に対する敬意!…ここにこそ試金石がある。ナチ党員は自分に似たものだけに敬意を払うが、そういう彼らは自己自身にしか敬意を払っていないのだ。"
 作中引用、サン・テグジュペリ「心は二十歳で」



今福龍太は、レヴィ・ストロースと同時代の知識人との交流も描きます。


そうしてわれわれは気がつくのです。
偉大な思想家は、同時にその生を悩み苦しむ一人の人間だったこと。

しかし比類なき人間であったこと。

◇◇◇


最後までお付き合い頂きありがとうございます。
コメントなど、お気軽にどうぞ!

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