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映画 ハドソン川の奇跡

みてきました。

100分弱と短めですが、無駄なシーン・演出のまるで無い、洗練された映画でした。簡潔そのものです。

始まりと終わりに流れるジャズらしき音楽も心地よく、絶妙な背景を作っていました。オリジナル曲みたいなので、公表を期待です。

映画オフィシャルサイト→リンク
実話wiki→USエアウェイズ1549便不時着水事故

↓予告編


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水上着陸で全員帰還だったという、奇跡の飛行機事故のあとの関係者まわりの状況を描いた、ドキュメンタリー映画。事故の映像を含め、ほぼ再現映像によるもの。

わたしはめんどくさい人間なので、映画などの演出に、製作者の意図をなにか感じた瞬間にすっと冷めてしまいます。その直前までどんなに集中して入り込んでいても。その後また入り込むのですが、その一瞬の興ざめがあまり好きじゃなく、(注:好きでやっている訳ではない)、文章も漫画も、例えば「はい、いま笑うとこ!」みたいなのが苦手なのですが。

この作品は一瞬もそんな瞬間がありませんでした。100分弱も。

こんなに長い間冷めなかったのは、とても久しぶりかもしれない。安直なメッセージなんて微塵も込められていない。

86歳の、ハリウッドで生きてきた、クリント・イーストウッド監督の、今の作品がこれなんだ。

↓以下、自由な感想を書きます。まだ見ていない方は少し注意


サリー機長は事故のあと何度も、乗客から、通りすがりの人から、何度も思いがけず「ありがとう」とか「あなたは素晴らしい」とかいう言葉を受け取る。それは機長にとっても、どれも印象的な出来事ではあるのだけど。そのことと、NTSBが機長が正しい判断をした、と納得することは全く別問題で。その言葉に、今の立場をいささかも改善する力がないことを、受け取る度に思い知らされる。でも嬉しい気持ちもないとは言えないこと。繊細な表情、複雑な心境。

副機長が何度も励ましの言葉をかけるのけど、後半から、「機長よりは、部外者ともいえる」「副」機長という彼の位置が、そんな言葉を紡ぎ出しているのか?と思うくらいに、何の力も持たなくて。

結局機長は、相手の議論の欠陥を自分で見つけ、論理的に追い詰めた。黙っていても誰も考えてくれない。力は貸してくれるけど、根本的な解決はしてくれない。

どんなに正しくても、どんなに周りに感謝されることをしても、自分の正当性は、自分で主張しなければならないのだ。善をしていたか、悪をしていたか、黙っているだけでは、誰も汲み取ってくれない。放っておけば、勝手な解釈が出回っていく。疑いを持たれた無実の「容疑者」は、自分で考えて、自分で誤解を解いて、自分の「無実」を証明するしかない。泣き面に蜂なんだけど。

それは誰がどういったって、人の間で生きるとはそういうもので、「べき」論とかそういうのがいくら展開されたって、決して変わらない、社会の性質。

そして、「ありがとう」とか「素晴らしい」とかいう言葉は、いつも機長のような立場の人の周りに、集まってくるものではないかと思う。何の力もないけど、社会がすべてあなたの敵ではない、というメッセージを、送らずにはいられない。貰う方も、気休めだという思いに反して、心は少し暖まっていく。

自分のことを説明するのが得意でない私は、ことにつけ疑われることが多くて、映画のように大きくはないけど、それでも「ハドソン川の奇跡」のミニチュア版を知らないでもないから、だから、

これが我々の営みではないですか。

一番最後の、一分くらいの、現実の映像も、「営み」そのもので。

自分だって、仕事として、何かの利益を代表して行動していたら、作中のNTSBの立場を、するかもわからない。今までも、そういうこと、実はしてきたのかもしれない。そして機長の立場を経験して、同じ状況の人を見つけてはメッセージを送る。何の力にもならないとわかっていながら。何回も、ごちゃまぜに、それらを繰り返す。

3年前の私だったら、こんなこと考えずに、ただのハッピーエンドストーリーに見えたかもしれない、とも思う。機長のような人を称えるハートフルストーリーにも。大事な出来事を記録するものとしてのドキュメンタリーにも。

ちょっとでも、正しいのに、わだかまっていた経験、あなたもありますか。最後、自信を取り戻して副機長含め周りの一連の対応を「誇りに思う」といった機長に、救われたい。そう思う。


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今日にて資格試験からつかの間の解放、ご褒美のつもりでふらふらと立ち寄った映画館で見ました。「シン・ゴジラ」も「君の名は」もまだ観ていないのに、、、

ミーハーじゃないわけではなのに、行動がミーハーになりきれません。いやそれはもうミーハーではないのか・・・?

2つとも公開中に見に行きたいとは思っています。しかし、先日映画好きの美容師さんから評判を聞いた「グランド・イリュージョン」も気になる・・・。なんか今年は、興味を引く映画が多いきがする、これは、何かの、お祭り、、、?

ひええ長くなってしまいました。では

メモ(ネタバレ)
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( ˘ω˘)
タクシーは幸せのシーンだった。
タクシーの運ちゃんとか売店のお姉さんの訛った英語がとても好きだ。
TV出演シーンの「作り笑顔」。
「42 years. It's all my life.」
「A Delay is better than disaster.」
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