FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自分を再生産すること

よろしければ前記事もどうぞ→
生活を楽しむこと
人の間で生きることと、お金

=================

これは別に、「社会人は体調管理が出来て当たり前」とか言ってる話じゃないです。もっと広い意味で、生命活動を維持するのに必要なココロとカラダの再生産のことです。それも、ただ私自身が生きていく上で見つけたことなので、書いておきたい、それだけです。最近、様々な要因が重なって人生史上、最も不調な半年を過ごしました。例えばカラダばっかり管理してるつもりでも、ココロが参ってしまって、結局はそれに引きずられてカラダも駄目になっていくとか、そんなことを経験しました。

人のエネルギーは限られている。エネルギーは、ここでは肉体と精神が相まって作る生命力を曖昧にひっくるめてエネルギーと言ってしまいます。このエネルギーは、ゲームのライフみたいに、総量があって、我々が何かするたびに減っていく。睡眠とかで少しずつ回復はしているんだけど、それを上回って使ってしまうと、回復すら出来なくなってくる。そうすると病気になったり衰弱する。

エネルギーが無尽蔵に溢れている、というのは、エネルギーの元々の総量もさることながら、それらが使っても使っても回復している、ということだと思います。年をとるにつれエネルギーの総量も回復のスピードも落ちると、それを老いたと言うのでしょう。

だから、とりあえず生きていくなら、自分のエネルギーを再生産すること。

そのためには、自分の体質と性格から、自分が何をすれば回復するのかを何となく感じていることが大事で。だって人と同じことしても回復するとは限らない。エステに行って気分転換になる人もいれば、親しくない人に身体を触られることがとても疲れるという人もいる。


自分の場合で恐縮ですが、私は昔から、恐ろしく真面目でした。例えば、小学校の掃除当番をサボる、という発想が全く無かったタイプです。サボらなくても、雑談をしながら適当に掃除をしているクラスメイトを見て、好感は持てなかった、そういう性格でした。そして恐ろしいことに、つい最近まで、この周囲と比較して真面目すぎることを、自分の傾向(特徴)だと全く認識していなかった。自分は「当たり前」の考え方をしている、と思っていたのです。

また、完璧主義でもありました。何でも、やろうと思ったことには、自分の持てる能力を全て注ぎ込んでいく。極端に言えばそういう、エネルギーをどんどんすり減らす活動ばかりしていた。

でもどんなにエネルギーを使っても、長期的にエネルギーが足りなくなることは無かった。何故ならその頃は家があって、一緒に生活をする家族がいて、ご飯の心配もいらず、自分が意識せずとも、自動的に自分が再生産されていたのです。

だから、仕事の都合で、誰も友達のいない土地で、仕事をし、自分の上司が「不」真面目だったとき。仕事以外の時間はほぼ睡眠時間だけで、時間が空けば資格試験の勉強をしなければいけないとき。知らず知らずのうちに衰弱してしまったのです。私の場合、真面目さが普段の生活の乱れにも繋がっていました。食事を作る暇を惜しんで勉強する、とか。習慣のようなものにかける時間を軽視していました。生産性も意味も無い無駄な時間と思っていた。

仕事場では、上司の周囲からの信頼厚く、真面目な自分の居場所が全くなく、でも真面目でいなければ、というもはや強迫観念に包まれて、仕事から戻れば興味の持てないことを一生懸命に勉強する。ある行為にストレスを感じているとき、ただその行為をするのに必要な量の何倍ものエネルギーを使っている気がします。この時は、自覚している疲労の何倍も自分に蓄積していたのだと思う。

たまに遠方の友達に会っで楽しい時間を過ごすこともありましたが、回復のペースが、エネルギーの消費量に全く追いつかない。この回復イベントは、日常じゃないから、次が来る前に、持っている力を使い果たしてしまうんです。そうすると、非日常というのも、エネルギーがいくらか必要なので、そういう予定を自分から入れなくなってしまう。悪循環。

すると、さすがに衰弱しきって、仕事から帰って玄関の鍵を閉めとたん、声を上げて泣くようになります。特に感情は無かったけど、毎日起こった、これはおかしい、と自分で気がつけた。毎晩泣いていたので、睡眠不足が続き、それに加えて、全く食欲がなく摂取量が激減し、内臓の圧迫感、動悸が激しい、悪寒が続いて体力的にもどん底だった。

おかしい、と気付けたので、まず家族に電話をしたし、職場にも自分の変な状態を知ってもらった。それで少し仕事から距離をおきました。今までは使っている客観的な時間からして、8割以上は仕事の日々を送っていた訳なので、主な原因から離れようと。

一時的にはそれで、なんとかなります。でも、もっと日常的に回復するようにしないと、エネルギーの収支がプラスにならない。別に仕事を辞める辞めないに関わらず、コンスタントな回復のリズムを作らなくては、この先また、何処かで使い果たしてしまう。

私は自分の「真面目」を手放しました。

手放したところで性格は変わりませんが、でも意識して、体調不良なんて理由で休んじゃいけない、とか、上司が不真面目でも、私は真面目に仕事をしなければいけない、とか、試験勉強をサボってはいけない、とか。あらゆる「〜しなきゃいけない」「〜せねば」という強迫観念から自分を解放し、心の奥底で勉強したくない、とか、仕事に行きたくない、と思っている不真面目な自分を赦していきました。

そしてやるべき事を理由に乱れきっていた生活を整えました。寝る前に般若心経を読む。横になる。朝の光を意識して浴びる。外に出て散歩をする。出来るだけ自炊して、胃腸に負担のないものを食べる。食欲が無くても、何かしら食べる。

不思議なことに、どんなに精神がどん底でも、このリズムというか、習慣があると、随分と落ち着きました。悩んで苦しくてずっとメソメソ泣いているような時も、寝る時間が来たら般若心経を読む。読んだら寝る。泣いてしまう時もあるけど、朝が来たら光を浴びて、外に出て散歩をする。追い詰められていると、次何をすれば良いのか分からなくなってしまうので、次やることがあるのは、救いでした。

前記事の「生活を楽しむこと」でも触れていますが、日々の営みそれ自体が楽しいことでもあり、エネルギーをするものでもあった。そのことに、気付きました。食材の買い出しが楽しかったり、散歩で見る景色が楽しかったり。今までは果てし無く面倒に思えていた活動に、癒されている。

それから、不真面目な自分を赦せば、不真面目な人も赦せるようになり、自分だけがイライラを抱えることも無くなりました。

河合隼雄『こころの処方箋』に、確か「真面目も休み休み言え」みたいなのがあったと思います。その言葉自体は私は学生時代に目にしていて、面白いな、その通りだな、と思っていたのです。それで掃除当番をサボるクラスメイトをそのままに許してたりして、それを実行してるなんて思ってた気がします。不真面目な自分を赦すことは、ずっとしてこなかった。不真面目になる訳ではなく、不真面目な自分を赦すんです。多少は真面目でいさせてくれないと、元々の特性ですから、かえってストレスにもなるから。でも、真面目さがストレスになる時に、手放してしまう。上司と上手くいかないのが目に見えている時、明らかに身体が疲れている時。

まぁいいやって。仕方なくの誤魔化しではなく本音で、まぁいいやって思るようになって。

そうしてエネルギーのマイナス要因が減っていって、だんだんやりたい事が出て来た。そう言えば、本を読むのが好きだ。そう言えば、音楽が好きだから聞こう。そう言えば、書くことが得意だし、褒められるのが嬉しかった。

少しずつ、エネルギーがプラスになるような事に、興味が向き始めたというか。

以前は本当に何が自分にとって良いことなのか、見失っていました。例えば、分かりやすく買い物でいうと、欲しくもないのに、仕事してお金に余裕があって、普通の人が買わないブランド品を買って、ほら一生懸命我慢して働いた仕事で貰ったお金で、こんな良い事があったって、自分を誤魔化したり。(もう二束三文で売りました。庶民の自分に馴染まないし、またそれを身につけることで注目や嫉妬を受け、結果エネルギーの収支がマイナスになっていたから。)それよりも、身につけていても誰にも指さされないものを持つのが、自分にとって心地良いものを選ぶ。どうしても周囲の視線が気になってしまう性格だから。変に目立たないようなものを。そして自分によく合っているものを。

趣味もそうです。自分にとって心地良いことをする。

そうして今は、少しずつ、自分を理解しながら、日常的にエネルギーが回復して、足りなくなることが無いように、しています。幸い半年でどん底の時期は過ぎていったので、今は以前に如かずとも、自分の状態は通常に戻っているかな、という感じです。先日誕生日だったので、少しこの一年を俯瞰して振り返ってみたら、自分の考え方、生活の仕方が随分変わったし、自分という人間への理解も進んだ。自分に素直になってきた、とも言える。

人が自立している状態ってなんでしょうか。いまの私の答えは、自分で自分を再生産すること。まだ練習最中といった感じですが、自分の性格を理解していって、拠り所のある生き方を模索しています。

=================

だらだら長文になってしまいました。最後までお読み頂きありがとうございます。

次は何書こうかな。去年行ったミラさんの占いの過去記事、そろそろ書かないとな。未だにあの45分に助けて貰ってるからな。たくさん気づきがあるんです、未だに。本当に行って良かった。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。